動画クリエイターにとって映像は大切で、画質やピントの当たり方などクリエイターによってこだわりが多くあります。
FX30のカメラはシネマラインモデルで、映画を撮影するカメラに近い仕上がりとなっており、4K120pの映像や熱停止しにくい特徴がある人気モデルです。
本記事では、 YouTube動画の制作やCM動画撮影などに使用するカメラの購入を迷っている人に向けて、実際に使ってみたレビューとおすすめポイントを解説しています。
FX30で写真撮影した作例も載せているので写真がどのような画質になるか気になる人はチェックしてみて下さい。
・デュアルベースIOSで暗闇でも綺麗に撮影
・静止画の写真について
実際にPR動画の撮影に使用していますが、屋内で使うことが多いですが、暗くてもピントが合わせれるのでかなり満足しています!
SONY FX30はどんな人におすすめ?
SONYのFX30は、映像制作に本格的に取り組む人に最適です。
プロフェッショナルな映像制作や独立系映画製作者、ビデオグラファー、YouTuberに特におすすめです。
高品質な4K映像を撮影できるため、映画やドキュメンタリー、ミュージックビデオなど、様々な映像作品の制作に対応することができます。
また、軽量でコンパクトなデザインは、ロケーション撮影や旅行中の撮影(VLOG)にも便利です。
旅行や生活を撮影する際には手ブレが起きやすいのでジンバルに取り付けて本格的に撮るとコンテンツとしても需要があります。
さらに、Eマウントレンズの豊富なラインナップにより、多様な撮影スタイルやシーンに柔軟に対応でき、プロフェッショナルからエントリーレベルのユーザーまで、幅広い層に支持されています。
FX30が動画撮影に特化している機能を紹介
FX30は、動画撮影に特化した数々の機能を備えており、スーパー 35mmセンサーを搭載し、4K UHDの高解像度映像を撮影可能です。
シネマルックのカラープロファイルやガンマ設定が充実しており、プロフェッショナルな映像表現を実現します。
デュアルベースISOにより、低照度環境でもノイズを抑えたクリアな映像が撮影できるポイントは最大の魅力です。
さらに、高速オートフォーカス機能が搭載されており、動きのある被写体に対しても正確にピントを合わせ続けます。
外部モニターやマイクなどのアクセサリーも容易に接続でき、撮影の幅を広げることが可能です。
綺麗な映像を届ける4K解像度
FX30は、スーパー 35mmセンサーを搭載し、4K UHD解像度(3840 x 2160ピクセル)での撮影も可能です。
この高解像度により、細部まで鮮明な映像をキャプチャでき、ポストプロダクションでの編集やトリミングにも耐えられる高品質な素材を撮影できるので編集の幅が広がります。
フレームレートも柔軟に設定できるため、スローモーション撮影や高速動作のキャプチャも容易です。
暗闇でも強いデュアルベースISO
FX30には、デュアルベースISO機能が搭載されており、低照度環境でも優れたパフォーマンスを発揮します。
この機能により、2つのベースISO感度が設定されており、通常の照明条件と低照度条件の両方で最適な画質で撮影することができます。
ノイズを抑えつつ、ディテールを損なうことなく撮影が可能です。
例えば、室内の暗いシーンや夜間の屋外撮影でも、鮮明でクリアな映像が撮れるため、クライアントや撮影場所の縛りがなくなり獲得できる案件の幅も広がる可能性があります。
デュアルベースISOは、映像制作において柔軟性と品質を両立させる強力な機能です。
カスタムできる本体
FX30は、拡張性に優れた設計が特徴です。
Eマウントシステムを採用しているため、多様なレンズを使用することができ、様々な撮影スタイルやシーンに対応します。
外部モニター、マイク、照明機器など、多くのアクセサリーを接続できるため、プロフェッショナルな撮影環境を簡単に構築できます。
USB-CやHDMIなどの多彩なポートを備えており、データ転送やリアルタイムモニタリングもスムーズなので、映画制作からドキュメンタリー、YouTubeコンテンツまで、あらゆるプロジェクトに柔軟に対応できます。
ピント調整がいらない高速オートフォーカス
FX30は、SONYの高度な高速オートフォーカス技術を搭載しており、顔認識や瞳認識AFにより、動きのある被写体でも正確にピントを合わせ続けます。
これにより、アクションシーンやインタビュー、ドキュメンタリーなど、様々な撮影シチュエーションで確実にクリアな映像を得ることができます。
また、タッチスクリーンを使用して直感的にフォーカスポイントを設定できるため、迅速で柔軟な操作が可能です。
プロフェッショナルな撮影現場でも、安定した高品質な映像を簡単にキャプチャできます。
FX30の写真撮影について(作例あり)
FX30は、主に動画撮影に特化したカメラですが、写真撮影にも対応しています。
4K解像度の高画質センサーを搭載しているため、静止画でも非常にシャープでディテール豊かな画像を得ることができます。
また、高速オートフォーカス機能は、動きのある被写体の撮影もできますが、写真撮影に特化したカメラと比べると、一部の機能や操作性が劣る場合があります。
使用しているレンズは、E PZ18-105mm F4です。
撮影は、バルコニーから見える木を撮影してみました。
18-105mmの最大ズームで撮影した写真がこちら
一眼レフやミラーレスに比べるとやや画質が荒くなってしまいますが、映像をメインで撮影するのであれば問題ないレベルではないでしょうか。
プロカメラマンさんから見ると、残念な仕上がりにも見えますが、映像に特化したカメラなので用途に合わせた購入をおすすめします。
まとめ
プロフェショナルな映像を制作したい人、ビデオグラファー、Youtubeなど映像をメインで撮影したい方におすすめのカメラです。
暗い場所で撮影するためには、F値の低いレンズを使用する必要がありましたが、FX30はデュアルベースISOを搭載しているため、レンズに全部頼ることなく本体の機能で緩和させてくれます。
一眼レフ、ミラーレスと同じ価格帯で販売されており、個人で購入する場合、安価な金額ではないので自分はどちらを撮影することが多いかなど用途に合わせて選びましょう。
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