広島県神石郡神石高原町に本部を置くピースウィンズ・ジャパンは、国際人道支援、災害緊急支援、保護犬・保護猫、子ども支援、地域創生などに取り組む認定NPO法人です。
就職や転職を考えるなかで、「ボランティア団体とは何が違うのか」「仕事としてどのような専門性が求められるのか」「給与や休日はどうなっているのか」と気になる方もいるでしょう。
本記事では、公式サイト、年次報告書、会計報告書、採用情報をもとに、ピースウィンズの強み、実績、労働環境、採用条件、将来性を整理します。
2026年7月28日に発生した令和8年熊本地震で続く支援活動と寄付受付についても、2026年8月7日時点の公式情報を反映しました。
・団体を一言で表すと
国際協力にとどまらず、災害、動物、子ども、地域医療まで、社会課題の現場へ直接入る認定NPO法人
・代表的な強み・実績
累計42の国と地域、3,000万人以上を支援。令和8年熊本地震では、発災約2時間後にARROWSの第一陣が出動
・働き方・採用の注目点
国際事業、医療、レスキュー、物流、保護犬、広報など職種が幅広く、給与・休日・勤務地は募集職種ごとに異なる
・向いている人
社会貢献への思いを、専門性、判断力、体力、調整力を使って具体的な行動へ変えられる人
モミックNPOなら、職員もボランティアとして働くのか?
冒険者正職員や契約職員として給与を受け取る求人があります。ただし、一般企業の一括採用とは異なり、職種ごとに条件を確認する必要があります。
【基本ステータス】ピースウィンズ・ジャパンの団体概要データ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン |
| 通称 | ピースウィンズ |
| 本部所在地 | 広島県神石郡神石高原町近田1161-2 2F |
| 設立 | 1996年2月 |
| 法人格取得 | 1999年10月 |
| 代表者 | 代表理事兼統括責任者 大西健丞 |
| 資本金 | 非営利法人のため該当なし |
| 経常収益 | 68億5,172万5,164円(2024年度) |
| スタッフ数 | 532人(2026年1月31日時点) |
| 主な事業 | 国際人道支援、災害支援、保護犬・保護猫事業、子ども支援、地域創生 |
| 国内主要拠点 | 神石高原町本部、東京事務所、佐賀事務所など |
| 海外拠点 | イラク、ウクライナ、ケニア、パレスチナなど |
| 公式サイト | ピースウィンズ公式サイト |
※経常収益は一般企業の売上高に近い指標ですが、会費、寄付金、助成金、補助金、事業収益などで構成されています。
ピースウィンズの使命は、災害や紛争、社会構造の変化によって危機にさらされた命と生活を支え、社会的インパクトの高い支援へ挑むことです。
単に物資を届けるだけでなく、医療、レスキュー、物流、動物保護、地域医療などを組み合わせ、既存の仕組みでは対応しにくい課題へ民間の立場から踏み込む姿勢に団体らしさがあります。
モミック国際協力だけを行う団体ではないのか?
冒険者現在は国内の災害支援、保護犬・保護猫、子ども、地域医療にも活動が広がっています。応募前に、自分がどの事業で何をしたいのかを明確にしておきましょう。
【事業内容】ピースウィンズの3大スキル|独自の強みを解説

ピースウィンズの中核となる活動は、「国際人道支援」「災害支援」「保護犬事業」の3分野です。
活動地域が広いだけではありません。医師、看護師、レスキュー隊員、動物医療スタッフ、物流担当、広報、ファンドレイザーなど、多様な専門職を一つの支援活動へ組み合わせられる点が特徴です。
スキル① 世界各地で支援を続ける国際人道支援
ピースウィンズは1996年、イラク北部のクルド人自治区における支援から活動を始めました。
その後、紛争避難民や難民への物資支援、保健・医療、食料安全保障、生計向上などへ活動を拡大。
2026年時点の累計支援地域は42の国と地域、累計受益者は3,000万人を超えています。
緊急援助だけで終わらず、現地事務所や現地スタッフを通じて復興・自立支援まで関わることも特徴です。国際事業の職員には語学力に加え、安全管理、調整、予算管理、現地の文化を尊重する姿勢が求められます。
紛争や貧困などで危機にある人々への活動を応援したい方は、ピースウィンズ国際人道支援の公式寄付ページから、継続寄付または今回のみの寄付を選べます。
スキル② 空・海・陸を使い、発災直後から動く災害緊急支援
災害支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”」には、医師、看護師、レスキュー隊員、災害救助犬などが所属しています。
航空機、ヘリコプター、車両、船舶を使い、捜索・救助、患者搬送、物資配布、避難所運営、中長期の復興支援まで対応できる体制です。
2016年熊本地震では、災害救助犬・レスキューチームの派遣、益城町での避難所支援、ペット同伴可能なテント村の運営、物資配布などを実施しました。
その経験は、10年後の訓練や避難所環境の改善にも引き継がれています。
2016年熊本地震の支援記録・熊本地震10年事業の避難所訓練
さらに、2026年7月28日の令和8年熊本地震では、発災約2時間後に第一陣が出動。
医師、看護師、調整員、災害救助犬チームなどが現地に入り、捜索救助、医療機関の応援、在宅避難者の支援を続けています。
発災時に実際に動ける人員と輸送手段を平時から準備していることが、ピースウィンズジャパンの強みです。
令和8年熊本地震の支援に参加する
2026年8月7日現在、被災者への医療・物資・レスキューなどを支える寄付を受け付けています。
ピースウィンズ公式|令和8年熊本地震の緊急支援に寄付する
スキル③ 保護から譲渡まで担う動物保護体制
「ピースワンコ・ジャパン」では、保護犬の引き取り、健康管理、治療、人慣れトレーニング、里親とのマッチングまで一貫して行っています。
2016年4月から広島県内の犬の殺処分ゼロを維持し、2012年から2026年7月末までの累計譲渡・返還数は5,700頭です。
シェルターには、獣医師、愛玩動物看護師、飼育・トレーニングスタッフが在籍しています。
令和8年熊本地震では、ピースワンコとピースニャンコが緊急ペット支援チームを派遣。
避難所、保健所、個人宅を回り、飲料水、フード、ペットシートなどを届けています。
日常の動物保護で蓄積した知識を災害時にも生かせることが強みです。
熊本の被災ペットを支援する
ペット支援ニーズの調査、緊急物資の提供などに向けた寄付も受け付けています。
ピースワンコ公式|熊本地震の緊急ペット支援に寄付する
モミック犬が好きなら、シェルタースタッフとして働けそうか?
冒険者気持ちは大切ですが、清掃、給餌、投薬、介護、記録などが日常業務です。かわいがるだけの仕事ではない点まで理解して応募しましょう。
現在受付中の寄付・支援先
ピースウィンズでは、災害時だけでなく、国際人道支援、保護犬・保護猫、子ども支援を継続しています。
応援したい活動が決まっている方は、各事業の公式窓口から支援先を選べます。
| 支援したい活動 | 公式の寄付・支援ページ |
| 令和8年熊本地震の被災者支援 | 熊本地震の緊急支援に寄付する |
| 熊本地震で被災したペットの支援 | 熊本地震の緊急ペット支援に寄付する |
| 災害緊急支援を継続的に支える | 空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”を支援する |
| 世界の紛争・貧困地域を支える | 国際人道支援に寄付する |
| 保護犬を支える | ピースワンコ・ジャパンに寄付する |
| 保護猫を支える | ピースニャンコに寄付する |
| 困難を抱える子どもを支える | ピースワラベに寄付する |
| 支援先や寄付方法をまとめて選ぶ | ピースウィンズ公式の寄付案内を見る |
※受付状況は2026年8月7日に公式ページで確認しています。災害支援の募集内容は変わる可能性があるため、寄付前にリンク先の使途と最新情報をご確認ください。
【実績・事例】ピースウィンズのクエスト実績

ピースウィンズの特徴は、支援分野の広さだけではありません。
危機が発生した際に動ける人員、輸送手段、拠点を備え、緊急期から復旧・復興まで関わってきた実績があります。
| 実績・事例 | 公式に確認できる内容 |
| 国際人道支援 | 累計42の国と地域、3,000万人以上を支援 |
| 2016年熊本地震 | 災害救助犬・レスキューチーム派遣、避難所支援、ペット同伴可能なテント村運営、物資配布などを実施 |
| 令和8年熊本地震 | 2026年7月28日の発災約2時間後に第一陣が出動。捜索救助、医療機関支援、在宅避難者支援を実施中 |
| 熊本でのペット支援 | ピースワンコとピースニャンコが、避難所・保健所・個人宅へフードや衛生用品などを提供 |
| 能登半島地震 | 医療・レスキュー、物資、避難所、船舶などを活用した支援を実施 |
| 災害医療支援船 | ヘリパッドを備えた民間災害医療支援船「Power of Change」を運用 |
| 保護犬事業 | 累計譲渡・返還数5,669頭(2012年~2026年6月末) |
| 広島県での活動 | 2016年4月から県内の犬の殺処分ゼロを維持 |
| 子ども支援 | 2026年度「ロート子どもの夢基金」で9団体を採択 |
| 情報公開 | 年次報告書・会計報告書を公開し、外部監査を実施 |
| 受賞 | 2016年に日経ソーシャルイニシアチブ大賞を受賞 |
2024年度の経常収益は68億5,172万5,164円、事業費は66億3,711万1,089円でした。
活動規模は国内NPOとして大きい一方、寄付、助成金、補助金の集まり方によって、年度ごとの事業規模が変動する性質があります。
令和8年熊本地震への支援は、2026年8月7日時点で継続中です。
被害状況や支援内容は変化するため、公開時にはARROWSの活動記録で最新情報を確認してください。
モミック2016年の熊本地震と、令和8年熊本地震は同じ活動として見てよいのか?
冒険者別の災害です。2016年の支援経験が訓練や備えに引き継がれ、2026年の地震では新たな緊急支援が現在進行しています。
【評判・口コミ】ピースウィンズのリアルな労働環境

ピースウィンズでの働き方を、ひとつの言葉で表すのは難しいところです。
海外で人道支援に携わる職員、災害発生時に現地へ向かうスタッフ、保護犬の世話や譲渡を担当する職員、広報やITを担う職員では、仕事の内容も一日の流れも大きく異なります。
公開されている口コミは限られているため、少数の意見だけで「働きやすい」「忙しい」と団体全体を判断することはできません。
ここでは、公式採用情報をもとに、職種ごとの働き方や応募前に確認しておきたいポイントを整理します。
【ワークライフバランス】残業・有給休暇の実態
ピースワンコのシェルターと譲渡センターは、年間休日110日のシフト制です。
早番・遅番があり、犬の世話や来場者への対応があるため、土日祝日も勤務日になることがあります。
カレンダー通りに休む働き方ではありませんが、平日に休みを取りやすい点は、シフト勤務ならではの特徴です。
一方、災害支援に関わる部署では、地震や豪雨などの発生によって予定外の対応が入る可能性があります。
すべての職員が現地へ向かうわけではないものの、物資の手配、寄付者への対応、情報発信など、現場以外にも多くの仕事が発生します。
アイテムオンラインの見方
働きやすさを判断するときは、年間休日の日数だけを見るのではなく、「休日の取り方」まで確かめることが大切です。
希望する職種について、通常期と緊急時の残業、休日出勤、代休の取り方を面接で聞いておくと、入職後の生活をイメージしやすくなります。
モミック災害が起きたら、全職員がすぐに現地へ向かうのか?
冒険者職種によって役割は異なるよ。現地で支援する人だけでなく、物資手配や寄付対応、広報を担当する人もいるんだ。自分が応募する職種の緊急時の役割は、事前に聞いておきたいね。
【社風・人間関係】自分で考え、周囲と協力する姿勢が求められる
公式採用サイトでは、現場を起点に考えること、民間の力で既存の枠を超えること、未来を見据えること、他者との協働から社会的な成果を生み出すことなどを重視しています。
もちろん、これは実際に働いた職員の口コミではなく、ピースウィンズが公式に掲げている人物像です。
人間関係の良し悪しまで判断できる情報ではありません。
ただ、採用メッセージからは、指示された仕事だけを決められた手順で進める人よりも、変化する状況を見ながら自分で考え、異なる専門分野の人と協力できる人を求めていることが伝わってきます。
災害支援や動物保護の現場では、予定通りに進まないこともあるでしょう。
完成された仕組みの中で働くというより、目の前の課題に合わせて仕事の進め方を組み立てていく場面が多い職場だと考えられます。
アイテムオンラインの見方
「社会貢献がしたい」という思いは大切ですが、それだけで仕事が進むわけではありません。
周囲と相談しながら行動できるか、状況の変化に対応できるかも、ピースウィンズで働くうえでは重要になりそうです。
【評価・年収】給与は職種ごとに見た方が分かりやすい
ピースウィンズでは、保護犬、災害支援、国際人道支援、広報など、職種によって仕事内容や給与条件が異なります。
そのため、団体全体の平均年収を探すよりも、自分が希望する職種の募集要項を見る方が実態をつかみやすいでしょう。
2027年卒のピースワンコ・ジャパンでは、保護犬シェルタースタッフの月給は、大卒が20万5,000円、短大・専門卒が19万5,000円です。
どちらも固定残業手当が含まれています。
愛玩動物看護師や獣医師は、必要な資格や担当業務が異なるため、給与も別に設定されています。
また、対象求人では定期昇給が年1回とされています。
ここで注意したいのは、求人票に掲載された月給だけで待遇を判断しないことです。
同じ月給でも、固定残業手当に含まれる時間数や試用期間中の条件によって、実際の受け取り方は変わります。
アイテムオンラインの見方:
応募前には、基本給と固定残業手当の内訳、固定時間を超えた場合の残業代、賞与の有無、昇給の基準まで見ておきたいところです。
面接では「どのような行動や成果が評価されるのか」まで質問すると、入職後のキャリアも考えやすくなります。
モミック月給だけを比べれば、待遇の良し悪しが分かるんじゃないのか?
冒険者月給には固定残業手当が含まれている場合もあるよ。基本給や残業時間、休日、昇給制度まで含めて比べることが大切だね。
【採用情報】ピースウィンズの募集職種・給与・福利厚生

ピースウィンズは、全職種を同じ条件で採用する一括採用型ではありません。
国際人道支援、災害支援、医療、船舶、保護犬、広報、ファンドレイジングなど、事業ごとに必要な人材を募集しています。
勤務地も神石高原町、東京、佐賀、国内支援地、海外事務所などさまざまです。
応募時には、職種だけでなく、雇用期間、緊急派遣、出張、勤務地を確認しましょう。
初期ステータス|初任給・給与体系
2027年卒のピースワンコ・ジャパン新卒求人では、次の条件が掲載されています。
| 区分・職種 | 月給 | 固定残業手当 |
| 大卒・シェルタースタッフ | 205,000円 | 11,000円・10時間分 |
| 短大・専門卒・シェルタースタッフ | 195,000円 | 5,000円・3時間分 |
| 大卒・愛玩動物看護師 | 225,000円 | 23,000円・15時間分 |
| 短大・専門卒・愛玩動物看護師 | 215,000円 | 17,000円・11時間分 |
| 新卒獣医師 | 340,000円~ | 77,000円・40時間分 |
愛玩動物看護師は国家資格の取得見込み、獣医師は入職時までの獣医師免許取得が応募条件です。
愛玩動物看護師の資格を取得できなかった場合は、通常の新卒シェルタースタッフの給与が適用されます。
また、試用期間3カ月中は固定残業手当が支給されず、「基本給+通勤費」になります。
団体本体の国際事業や災害支援などは「当団体規定による」とする求人もあり、上表の給与は全職種共通ではありません。
【勤務形態・休日】働き方の特殊スキル
神石高原町のシェルタースタッフは8時から19時までの勤務で、休憩は180分、実働8時間です。
年間休日は110日で、月9日、12月と1月は月10日となっています。
譲渡センターも早番・遅番のシフト制で、土日祝日の勤務があります。
国際事業や災害支援では、海外出張、国内出張、緊急派遣が発生する可能性もあるため、同じ団体内でも勤務形態は大きく異なります。
神石高原町のシェルターは公共交通機関での通勤が難しく、普通自動車免許と自家用車が応募条件です。
仕事内容だけでなく、勤務地の生活環境まで含めて検討しましょう。
【福利厚生】装備・アイテム
ピースワンコの正職員求人で確認できる主な制度は次のとおりです。
- 健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険
- 通勤費支給
- 年次有給休暇、傷病休暇、慶弔休暇
- 育児・介護休暇制度
- 定期昇給年1回
- 社宅・シェアルームへの入居制度(空室がある場合)
- 退職金制度(対象求人では勤続3年以上)
- ユニフォーム貸与
社宅は必ず利用できるわけではありません。
家賃、入居期間、個室の有無、自家用車の維持費などは、入職前に確認しておきたいポイントです。
求められる冒険者のステータス
公式採用サイトでは、「現場力×民間力×ビジョン力」を採用メッセージに掲げています。
求められるのは、社会貢献への思いだけではありません。
現場の情報をもとに考える力、従来の方法にとらわれない発想、行政・企業・他団体との協働、将来の課題を予測する視点が必要です。
保護犬事業では体力、運転、基本的なPC操作、土日祝日に働ける柔軟性も求められます。
国際事業では、英語力や海外経験に加え、安全管理や事業運営の実務経験を重視する求人もあります。
[就活生向け]ピースウィンズ・ジャパンのギルド(採用)に応募してみる
モミック社会貢献への熱意を伝えれば採用されるのか?
冒険者熱意だけでは足りません。応募職種で生かせる経験や資格、現場で起きる課題へどう対応するかまで具体的に伝えることが大切です。
アイテムオンライン一問一答
Q.新卒採用はありますか?
A. ピースワンコでは、2027年卒のシェルタースタッフ、愛玩動物看護師、獣医師を募集しています。譲渡センターなど、新卒を対象外とする職種もあります。
Q.未経験から保護犬事業へ応募できますか?
A. シェルタースタッフは動物関連資格を必須としていません。入職後の研修はありますが、普通自動車免許と通勤に使える自家用車が必要です。
Q.英語力は必須ですか?
A. 保護犬や国内事業では一律の必須条件ではありません。海外事業や国際調整を担当する職種では、業務を遂行できる英語力が求められます。
Q.転勤や海外赴任はありますか?
A. 団体共通の転勤範囲は公開されていません。国内外に拠点があるため、希望職種の異動・派遣可能性を募集要項と面接で確認しましょう。
Q.ボランティア経験は必要ですか?
A. 一律の必須条件ではありません。ボランティア歴だけでなく、応募職種に必要な専門性と団体のビジョンへの理解が重視されます。
【将来性・ビジョン】ピースウィンズは今後も成長できる?

結論
ピースウィンズは、災害支援、動物保護、子ども支援、地域医療へ活動を広げており、社会的な役割の拡大が期待できます。
一方、寄付や助成金など外部資金への依存と、現場職員の負担管理には注意が必要です。
今後の目標・事業方針
| 項目 | 公式に確認できる内容 |
| 組織ビジョン | 国際協力NGOから「ソーシャルイノベーション・プラットフォーム」へ再定義 |
| 災害支援 | ヘリコプター、船舶、1,000を超える企業との連携を統合し、持続できる支援体制を強化 |
| 海上支援 | 災害医療支援船「Power of Change」の訓練・運用を継続 |
| 子ども支援 | ピースワラベや「ロート子どもの夢基金」を通じて支援 |
| 地域医療 | 過疎地域の診療・医療体制づくりへ参画 |
| 長期構想 | 多様な公益事業へ大規模な資金を動かすプラットフォームを目指す考え |
2026年3月の代表インタビューでは、最終的な構想として、さまざまな公益事業へ約1,000億円規模の資金を動かすプラットフォームを目指す考えが示されました。
ただし、期限を定めた正式な経営目標ではなく、長期的な構想として捉える必要があります。
成長の期待材料と注意点
期待材料は、国際人道支援で築いたネットワーク、ARROWSの機動力、保護犬事業の全国展開です。
2016年熊本地震の経験を平時の訓練へつなぎ、令和8年熊本地震でも発災直後から人とペットの双方を支援していることは、組織内の知見を再利用できる実行力を示しています。
一方、2024年度の経常収益のうち、会費・寄付・ふるさと納税交付金は約53.3%、民間助成金・補助金・国連等補助金は約43.9%でした。
社会課題や災害が増えても、そのまま安定収入につながるわけではありません。
編集部では、各事業を支える人材の定着、資金源の分散、緊急時の職員負担を継続的に管理できるかが、今後の重要なポイントになると考えます。
モミック社会課題が増えているなら、団体も安定して成長するのか?
冒険者支援ニーズの増加と財務の安定は別です。寄付や助成金を継続して確保し、現場を支える人材が働き続けられる体制も必要になります。
編集部の総合評価

ピースウィンズは、一般企業のように売上や利益だけで価値を測る団体ではありません。
ここでは、支援実績、実行体制、採用情報、口コミ、財務資料をもとに、就職・転職先としての特徴を整理します。
向いている人
- 社会課題の現場で仕事をしたい人
- 変化や予定外の出来事へ柔軟に対応できる人
- 医療、動物、物流、広報などの専門性を社会貢献へ生かしたい人
- 異なる立場の人と協働できる人
- 地方勤務や海外勤務をキャリアの選択肢に入れられる人
社会貢献への思いと、実務を最後までやり切る力を両立できる人に向いています。
完成された仕組みに沿うだけでなく、現場の課題を見つけ、周囲を巻き込みながら改善する姿勢も必要です。
合わないかもしれない人
- 勤務時間や業務内容の変化を避けたい人
- 土日祝日や緊急時の勤務が難しい人
- 都市部勤務だけを希望する人
- 給与水準を最優先に転職先を選びたい人
- 担当範囲が明確に固定された仕事を求める人
すべての職種が不規則勤務というわけではありません。
ただし、災害や命に関わる事業では、突発的な対応が発生する可能性があります。
自分が希望する部署の平時と緊急時の働き方を分けて確認することが欠かせません。
面接で確認したいポイント
- 令和8年熊本地震では医療、捜索救助、在宅避難者、ペットへの支援を並行していますが、応募職種は平時と災害時にそれぞれどのような役割を担いますか。
- 2016年熊本地震など過去の支援経験を、訓練、マニュアル、人材育成へどのように反映していますか。
- ソーシャルイノベーション・プラットフォームへの転換を進めるなかで、今後特に人材を強化したい事業分野を教えてください。
- 海外人道支援、災害支援、動物保護で蓄積した知見を事業間で共有し、職員が別事業へキャリアを広げる仕組みはありますか。
- 配属予定部署の通常期と緊急対応期では、残業、休日出勤、代休取得、心身のケアにどのような違いがありますか。
公式サイトで分かる活動内容を聞き直すのではなく、「自分が配属された場合にどの役割を持つのか」「過去の経験を組織としてどう残しているのか」まで踏み込むと、働く姿を具体的に確認できます。
編集部評価
| 評価項目 | 評価 | 編集部の見解 |
| 社会的インパクト | ★★★★★ | 累計42の国と地域で支援し、国内外に活動実績がある |
| 支援の実行力 | ★★★★★ | 令和8年熊本地震でも発災直後に出動し、人とペットの支援を並行している |
| 将来性 | ★★★★☆ | 活動領域は広がっているが、資金と人材を持続的に確保する必要がある |
| 財務の安定性 | ★★★☆☆ | 事業規模は大きい一方、寄付・助成金・補助金の影響を受ける |
| 待遇の透明性 | ★★★☆☆ | 一部求人は詳細だが、団体共通の平均年収や賞与は非公開 |
| 働き方 | ★★★☆☆ | 部署差が大きく、災害時やシフト勤務の実態確認が必要 |
| キャリアの広さ | ★★★★☆ | 国際支援、医療、動物、広報、物流など職種が幅広い |
ピースウィンズの魅力は、「社会の役に立ちたい」という思いを、専門的な仕事として実行できることです。
令和8年熊本地震への対応からも、準備した人員や設備を現場で動かす力が確認できます。
一方、活動への共感だけで応募すると、給与や勤務環境とのギャップが生まれる可能性があります。
希望部署の働き方、緊急時の役割、評価制度まで確認したうえで判断しましょう。
【まとめ】

ピースウィンズは、国際人道支援、災害緊急支援、保護犬事業を軸に、国内外の社会課題へ取り組む認定NPO法人です。
累計42の国と地域、3,000万人以上への支援実績に加え、令和8年熊本地震では発災約2時間後に出動し、医療、捜索救助、在宅避難者、ペットへの支援を続けています。
一方、給与、休日、残業、雇用期間は職種によって異なります。活動への共感だけで決めず、希望職種の条件と自分の生活・キャリアが合うかを確かめてから応募しましょう。
活動そのものを応援したい方は、ピースウィンズ公式の寄付案内から、国際人道支援、災害緊急支援、保護犬、保護猫、子ども支援など、寄付先を選べます。
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